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話題の目立たない歯列矯正、インビザラインって何?

歯科用マウスピースを持つ女性

歯列矯正とは(まとめ)

歯列矯正とは、その名の通り歯並びを良くするための治療です。

歯列矯正には、表側矯正、裏側矯正、部分矯正、そしてマウスピース矯正など様々な方法が存在します。ここでは、マウスピース矯正の1つである、”インビザライン”の紹介をしていきます。

”歯列矯正をする前に知っておきたいこと(1)・(2)”のブログで歯並びや歯列矯正の種類等について詳しく説明しているのでそちらと合わせて読んでみてください。

インビザラインとは

インビザラインという言葉を聞いたことがない人は多いのではないでしょうか。実は、約25年前の1997年にアメリカで開発された矯正装置です。マウスピース矯正の中でも最も適応症例が多く、実績のある矯正方法です。

矯正期間・費用は歯並びの状態によって異なりますが、部分矯正なら3ヶ月〜・30万円〜、全体矯正なら1年〜・80万円〜という設定になっています。ワイヤーを使用した矯正とほぼ同じです。インビザラインの特徴は以下のようなものが挙げられます。

透明のマウスピース型

厚さ0。5mm程度の透明のマウスピース型で、目立ちにくく違和感が少ない矯正です。

年齢を問わず矯正可能

インビザラインは子供から大人まで対応しています。

1日22時間以上の装着が必要

歯を動かし定着させるために、ほぼ1日中装着する必要があります。

食事の際は取り外すことが必須

マウスピースが壊れてしまうことを防ぐため、食事の際は取り外す必要があります。

歯並びに合わせてカスタマイズ

各々の歯並びに合わせたマウスピースをカスタマイズします。

短期間で次のステージのマウスピースへ交換

歯並びを少しずつ直していくので、1つのマウスピースの形が歯並びに定着したら、次のステージのマウスピースへ交換する必要があります。

インビザラインのメリット・デメリット

次にインビザラインのメリットとデメリットを挙げていきます。

メリット

痛みが少ない

ゆっくり歯を動かすため比較的痛みが少ない矯正方法です。

口腔内を傷つける恐れが少ない

その人の歯並びにピッタリ合わせたマウスピースなので、口腔内を傷つける心配はありません。

目立ちにくい

歯列矯正というと装置が目立つイメージがありますが、インビザラインは透明のマウスピースを用いた矯正方法なので、目立ちにくいです。

取り外しが可能

自分で取り外しができる矯正装置です。

違和感が少ない

厚さ0。5mm程度のため慣れてしまえば、ほぼ違和感なく生活することができます。

診療回数や診療時間が比較的少ない

ワイヤーを使用した歯列矯正では、月1回の診療に通う必要がありますが、インビザラインは1〜2ヶ月に1回の診療が基本となっています。

デメリット

お手入れが必要

口腔内を清潔に保つために、毎日インビザラインのお手入れをしなくてはいけません。

取り外しの面倒さ

少しのおやつを食べる場合でも、取り外しをしなくてはいけません。また、何かを食べて装着する前には歯磨きをしなくてはいけないので面倒に感じてしまうかもしれません。

装着時間や装着方法を守る必要

1日22時間以上の装着などと言ったルールを守らないと効果が出ない可能性があります。自分で取り外しができる分、インビザラインの装着の時間を自分で管理しなくてはいけません。

対応できる歯並びの状態の制限

他のマウスピース矯正よりは対応できる症例が多いです。しかし、ワイヤー矯正よりは制限されてしまいます。

 

インビザラインには以上のようなメリットとデメリットがあります。歯列矯正で最も気になる痛みや目立ちにくさが無いのがインビザラインの大きなメリットだと思います。メリットとデメリットを比較して、自分にあっているのか検討してみてください。

インビザラインを使用するにあたって

インビザラインを使用するにあたって次のことに注意しましょう。

まずは、装着ルールをしっかりと守ってください。せっかく歯列矯正を始めてもルールを守らなければ時間や費用が無駄になってしまいます。

そして、口腔内を清潔に保ちましょう。虫歯や歯周病になってしまうと、歯の治療のため矯正の一旦中断しなくてはいけません。その分、矯正期間が延びてしまいます。

最後に、最も大事なのは、信頼できる歯医者さんを選びましょう。歯列矯正は時間や費用がかかってしまう治療です。カウンセリング等を通して、その歯医者さんが自分にあっているのか、自分の理想の歯に出来るだけ近づけてくれる歯医者さんかどうかを判断できると通院も苦痛ではなくなると思います。

まとめ

今回のブログでは、インビザラインについて説明してきました。インビザラインは、透明のマウスピース型の矯正装置で目立ちにくいという特徴があります。

一方で、自分で管理をしなくてはいけないというデメリットもあります。合う・合わないは、人によって異なるのでインビザラインが気になっている方は対応している歯医者さんで相談してみてください。にいつま歯科では、インビザラインによる歯列矯正を行っております。

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